奥野誠
奥野誠 (和紙作家) プロフィール
当初、大阪で造形作家として活動する傍ら、美術学校の教師を務めていた。1983年、廃校舎の活用と芸術による村おこしを目的に、龍神村に芸術村構想が持ち上がり、当時の芸術村村長に誘われる。翌1984年、大阪から龍神村へ移り住み、Iターンの先駆けとなる。移住後すぐ、「山路紙」と呼ばれる和紙作りの文化があった事を知り、和紙作りの復活に取り組む。試行錯誤の末「山路紙」の復活に成功し、自身の表現を和紙で製作する。現在では、地元の学校などで紙漉き体験の指導を行っており、一般の方も体験することができる。
Mスクリーン -奥野誠-
この作品は、窓や、空間につるして楮の紙の白さや、透明感を楽しんでもらえたらと思っています。
模様は、直線や曲線で即興的に画面を埋めて作ります。
そこに表出されるイメージが古代の人が描いた絵のようにも見えて、自分の中にも、何万年と言う人類の歴史が流れているのを感じられて、それがうれしいです。
価格 5,000yen
『海』 -奥野誠-
泳いでいるクジラの親子。
写真に写っているのは、子クジラと、母クジラのおなかの一部です。
これも3.11の原発事故後に、製作したものです。
放射能で汚染された海への想いを、作品にしました。
『この地に暮らした証』 -奥野誠-
昨年、3・11のFUKUSHIMA原発事故の後、制作したものです。
放射能で汚染された大地への想いです。
住み慣れた土地にはもう戻れない。
しかし、汚染されたその大地に足跡は残っている。
この現実は、遠い福島だけのことでなく、日本全体の問題です。
名称 | 奥野誠 |
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住所 | 和歌山県田辺市龍神村安井269-1 |
電話番号 | 0739-78-2228 |
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